Birkeは会員制サービスにしています。
理由のひとつは当然ながら、お金をいただかないとサービスが運営していけないから。
何もない自分が、無料で、一緒に開拓しましょう、としたら、たぶん最初は集まってくれる人がいるけど、開拓するための工具にしても資材にしても、インフラを整えるにしても、資金がないです。
ゆくゆくは、このサービスが拡張していけたら、土地を拡大したいです。
次は沢があるところなど、また今のBirkeとは違ったことができる場所がいいなぁ、と思ってます。
何をするにしても、思っている以上に、本当にお金がかかるなぁ、と感じています。
もうひとつは、ゲストではなく、メンバーだということです。
一定のお金を払うには、それなりに動機があって、主旨を理解してくれている(だろう)から、登録してくれると思います。
サービスとは言っていますが、「サービスを受ける」というより「サービスを作る」です。
昨今、キャンプブームでキャンプ人口が増え、その流れでマナーの悪い人も増え、キャンプ場に行っても嫌な思いをすることも増えました。自分も心当たりがあるし、そんな声をよく聞きます。
注意をするにも怖いし(自分は直接注意しに行ったこともあります・・・)、我慢せざるを得ないということも多いようです。
やはり、ゲストだと「立つ鳥跡を濁しても別にいいや」意識が出てくる可能性は高いのでしょう。
「ゲスト」ではなく「メンバー」だから、モラルもマナーもルールも、ある一定ある上で成り立ち、かつ完璧ではもちろんないけど、醸成されていくと思っています。
逆の懸念もしています。人間関係が深くなることで生まれてくる問題。
向き合って、ひとつひとつ対処していくしかないでしょう。
そんなことを基点に考え始めた会員制は、さらにメリットがありました。
いろいろなシェアができます。そして、助け合いができます。
道具のシェア、空間のシェア、情報のシェア。
初心者キャンパーへのメンバー間でのサポート。キャンプをしていて困ったことがあれば、助け合える人がいるというのは心強いです。
それぞれ、また具体的に考えていることを書いていきたいと思います。
どう実現するかはメンバーと相談しながら、ひとつひとつ、具現化していきたいです。
メンバーにはいろいろな人がいると思います。
個人的な関係で言えば、仕事関係での上下もあれば、年齢の上下もある。
ファミリーの人、独身の人。
開拓するということに興味がある人、とにかくただキャンプがしたい人、子育てとして体験をさせたい人。
それぞれモチベーションはさまざまあって良いと思いますし、それぞれの楽しみ方をしてくれたらいいと思います。
ただひとつ。この場(空間もコミュニティも)を良くしてくれようと汗をかいてくれる人に対して、感謝して、協力して(必ずしも開拓しなくても。土を掘らなくても。)、メンバー同士で助け合う気持ちは必ず持っていてください。
どんな空間が、どんなコミュニティが、生まれるのか。
ドキドキと不安でいっぱいですが、楽しみです。
会員制の意味合い
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